株式会社イーグリッド Ruby on Railsソフトウェア開発・ラボ型開発(リモート開発)・アジャイル開発・デジタルマーケティング

2023.04.17

【神戸拠点に拠点長が就任!経歴まるっとインタビュー】

神戸オフィスは、2022年7日21日に開業し、共同研究開発とスタートアップ企業との連携の拠点としてスタートし、現在4名が在籍しています!
4月1日より、神戸オフィスをe-Gridの技術開発の新たな拠点として率いてくれる拠点長として、井出千彰(いで ちあき)さんが就任いたしました。
井出神戸拠点長にこれまでのご経歴と、これからのイーグリッドでの挑戦をお聞きしました!

神戸オフィスに着任いたしました井出です。
この場をお借りして私がどのような人間なのかを、略歴をもって紹介させていただきます。

学生時代
講義にも出ずプログラミングのバイトばかりしていた不真面目な学生でしたが、大学では効率的な画像圧縮方法を探索する手段として遺伝的アルゴリズムを勉強しておりました。
新社会人時代

もともと画像技術に興味がありましたこともあり、大手の印刷会社ならコンピュータ使った画像技術に携われるだろうと就職いたしました。

しかしこの時はとんでもない無知でした。印刷会社は製版機器を製造する会社から買い付けて運用するという仕事。当時の業務は、運用を便利にするためのプログラム等を書いたりはするものの、製版ラインの効率を考えて設備投資の見積もりを取り、稟議をまわす係でした。

大きな組織のなかではそれぞれが自分の与えられた役割を果たしていかないといけないということは頭では理解できていたものの、物足りない感じは否めませんでした。

転職の誘い ——ニッチな画像技術やシステムに打ち込む
そんな折、学生時代にアルバイトしていた会社の一つから「そろそろうちに戻ってこないか」とお誘いを受けました。航空測量をやっている会社の子会社で、航空写真の撮影からその後の写真処理までをやっている会社です。

写真画像は、Adobe社のPhotoshopを使って処理することも多いですが、当時Photoshopには、地図と写真を重ね合わせる機能もありませんし、異なる時期の写真画像をあわせて処理するような機能もありませんでした。
ニッチなニーズは市販品ではなかなか事足りません。そこで、自分たちで必要な機能に特化したものを自ら作り上げて使おうという気風のある会社でした。

その当時は若さも相まって「自分が目立っていたい」という意識も強くあったために、1部リーグで裏方としての仕事をするよりも、2部リーグであってもエースで投げる仕事のほうが魅力的にみえたのだと思います。

ここでは、地図に合わせて写真を変形させるシステムや、画像ファイルへの座標値埋め込みシステム、自治体等に納入する多時期対応の航空写真ビュワーなどを作っておりました。

変わったところでは、森林の開口率を計算、カニ穴数のカウント、電力会社のコンクリートクラック調査システム作成なども行ったことがあります。その時の最大の仕事は、1年~3年間隔で撮影する航空写真から、家屋等の新増築・滅失を抽出・分類記録するシステムを作ったところにあります。競合他社には真似できない高精度低コストなシステムだったと自負しています。

そこで8年ほどお世話になっておりましたが、景気低迷の波には打ち勝てず、親会社に吸収されることになりました。親会社に転籍したものの、それまでの「システム考えて作る人」という立ち位置から「作業者のひとり」となってしまいました。自分が作ったシステムを使いつつ “作業” がメインで、改良はもとより、新規で何か作りだすといったところがなくなっていました。

新たな世界へ挑戦 ——教育ツール開発

自分が作ったシステムと離れるのはさびしい気持ちもありましたが、新たな世界へ身を転じることを決断し、エデュテイメントを標榜する、楽しみながら学びをえられるコンテンツを作ろうとしている会社へと転職。

公共放送のコンテンツを使った子ども向けのモバイルサイトや、スポーツ中継のWeb同時中継。あるいは、新聞社さんがお持ちの記事を使ったe-Learningサイト。

大学の先生たちが思い描く”学生たちが効果的に学習できるシステム”を具現化したり、大手塾によるモバイルアプリや、塾内システム等をこの会社では開発してきました。

この会社へと加入した当初は “教育” にはたいして興味もなく、ただシステムを開発できていればよいといった意識しかありませんでしたが、教育メソッドを熱く語る社員に影響を受け、”教育”というものを考えるようになったのは、ここでの経験のおかげだと思っています。また、中堅社員でしかなかったものが、いつの間にか役員という会社の方向性を考える立場を担う様にもなっておりました。

e-Gridとの出会い ——神戸拠点長として

初めイーグリッドのお話をいただいたときには、立場上「簡単に責任を放棄するわけにはいかない」という思いがありました。しかし、小村社長とお話させていただくなかで、各地でグリッドを展開し世の中へITで貢献するという社長の意欲にもふれさせていただきました。

また、神戸という拠点をこれから作っていくというチャレンジングなミッションを提示いただき、『これからの日本を憂い人の育成に力を注ぐべきだ』という私の常日頃の考えにもマッチしたということ、前職の会社の方向性にもある程度道筋ができ、後進に任せられる状況になったことなどから、イーグリッドへの参画を決断いたしました。

若いころは「自分がやる!」といった気持ちが強かったですが、いまは「ひとりでやってもダメなんだ」と気づきました。
残りの働ける人生は、いままで働いてきた人生よりも短いことでしょう。
その時間を「自分はこういうことをやりたいんだ」と言って実行できる人をたくさん増やすことに費やしたいと考えています。

井出千彰拠点長

今後の神戸オフィスの動向にもご注目ください。

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